ヴァイは朝食を取り終えると街を歩いていた。

 太陽が高く昇り、人がようやく活動し始めて街は活気を帯び始めている。

 マイスとは食事をしている間に別れ、レイも殺人事件関係の情報を得る為に治安警察隊

の建物に向かった。ルシータは朝風呂に入っているので連れて行くのは問題外、結局ヴァ

イは一人で来たのだ。もちろん目的は仕事探しである。

(久しぶりに人探しとか家の掃除とか平和な事をしたいな……)

何でも屋というのは凶悪な事件に携わるよりもヴァイが考えているような庶民的な仕事の

ほうが多い。

 当然賃金は安いがその分仕事の絶対量がはるかに多く、一日中忙しく働く事が多いのだ

がヴァイにはそれが幸せだった。

 しかしこの旅に出てからこの世界に何かが起こっているのを感じる。

 具体的に何かとはいえないが、庶民的な仕事に幸せを見出しているような事がなくなっ

てしまうような危機感がヴァイの中に生まれてきていた。

(早くあの退屈な日々を送れるようにしなきゃな……)

 ヴァイはとりあえず問題は金の事だ、と思い直して自分の思考を中断した。目的地を目

指し駆け出す。すぐにそれは見えてきた。

 公共広場にある依頼掲示板、それは何でも屋への依頼などが書かれているもので、何で

も屋の生命線とまで呼ばれるものだった。

 何でも屋を営む人々がここに掲示された情報をすぐさま把握し、迅速に依頼者の所に向かう。

 そんな生存競争をヴァイも最初のうちは経験したものだ。ルラルタを出る半年前までは

既に何でも屋としての名声を獲得していたヴァイは、何もしなくてもむこうから依頼が飛

び込んできて、どれを先に解決しようかと悩んだりもした。

 しかし今はそんな楽な生活はしていない。

 その事に少し不自由さを感じている自分にヴァイは思わず苦笑した。

(俺もルラルタに落ち着くまでは結構厳しい生活していたんだけどな……)

 人は一度裕福な生活を体験すると質素な生活に戻るときに酷く苦労する。

 中にはそれに耐え切れずに命を投げてしまう人もいるくらいだ。

 人々は生活を楽にしようとして方法を模索してきた。現在では『古代幻獣の遺産』の技

術を用いた蒸気機関や天然ガスを利用して火を熾して料理などに役立てるなど、一昔前ま

では考えられない技術が開発された。

 今はまだ一部の人々だけが持っているものだが、いずれ世界中に広がるだろう。

 しかしヴァイは考える。

 その先に着いた人類は次はどこに行くのか。

 限界に行き着いてしまった人々が進む先はどこなのか。

 発展途上の人々でさえそれに乗り切れなかった者は社会から外れ、犯罪に走る。

 うまく流れに乗った者は自分で行動するという事をだんだんとしなくなる。

何でも屋が生まれた背景もおそらくそこにあるとヴァイは思っていた。いずれ何でも屋が

廃止される時、人々はどうなっているのかを見てみたいとヴァイは思っている。

 いきなりそんな突拍子も無い事を考えている内に依頼掲示板の前に着き、ヴァイはそん

な考えを打ち切って幾つも並べられている依頼を見た。

 そこにあるのは飼い猫の捜索やら家事手伝いのようなホームヘルパー的な物、商人の荷

物輸送への護衛などの護衛物、その中にさっきレイから聞いた殺人事件の事もあった。

(二日前からの殺人事件の標的になっている僕の護衛をお願いします……か)

 依頼の下には事件の詳しい記事が張ってあった。ヴァイは興味本位でそれを見る。記事

に書いてあったことは次のようなものだった。





 事件が起こったのは今から二日前、スーラニティ中央公園のそばにある建物の横の路地

で人が死んでいるのを早朝ジョギング中の若者が発見した事から始まる。犯行時刻はその

日の早い時間。時間が特定できなかったのは死体の状態があまりにも酷かったためである。

 四肢はバラバラにされ更に腕や足も関節ごとにバラバラにされていたのである。顔は眼

球が抉り取られ口の中へと突っ込まれていた。耳は引きちぎられ、頬はいくつもの切り傷

が刻まれていた。検視の結果、まず顔に傷をつけ、耳を引きちぎってから四肢を引き裂い

たりといった行為を行った事が明らかになった。身柄は傍に落ちていた財布からスーラニ

ティに住む学生という事が分かりその時刻に誰かに呼び出されたという証言も取れている。

 殺人事件、さらにそれに猟奇が混じった物に始めて触れた治安警察隊スーラニティ支部

の面々は恐怖に震えた。その猟奇さだけではなく、死体が転がされていた路地の壁に血で

書かれた文字を見たからだ。

 壁には殴り書きで様々な罵詈雑言が書かれており、それだけ見れば知的障害者が書いた

と思うがその次に書かれていた言葉に警官達は背筋がぞっとするものを感じたという。

 その言葉は『死ね』という言葉だった。それだけならそれまで書かれていた言葉の延長

と思うかもしれない。しかしそれが数百、数千も書かれていたのだ。

 一警官の話だとその文字から激しい憎悪を感じ取ったという。そしてそれは悪い方へと

向いてしまった。

 次の起こったのは昨日の事だ。スーラニティの街の奥にある共同住宅群、マンションの

立ち並ぶ区域でそれは起こった。

 時刻はやはり深夜。マンションの一室で寝ていたある婦人が妙な音を聞いて眼を覚まし

た。何かが裂けるようなミチリ、といった音だった。それが気になりしばらく耳を澄まし

ているとそれは隣の部屋から聞こえてくるので隣の様子を伺おうとベランダへと向かっ

た。その時、突如ガラスが割れるような音がしたと思うと、どさっと婦人のベランダへと

何かが投げ込まれた。慌てて明かりを点けて見ると、それは眼球を抉り取られた男の死体

だった。四肢はまたしてもバラバラにされており、それぞれついていた所に逆に押し込ま

れていた。

 被害者は近所のデパートに働いていた二十歳の男性。部屋にはまたしても血文字が残さ

れていた。調べていくと中央公園で見つかった被害者とこの男は友達だったという。似た

犯行手口と友人関係からこの事件の連続性が明らかになった。

 そして次に起こったのは今日のまだ日が出る前、深夜を少し過ぎた時だった。二人の友

人だった少年の家を警護していた警官達は少年の叫び声を聞いて中に入った。そこにはま

たしても前の二つと同じ、血の池に埋もれた少年のなれのはてが転がっていた。壁には血

文字。しかし前と違うのは最後に人の名前が記してあった事だ。

 次の標的の名前のようだという事で直ちに警察は調べ、その少年に行き着いた。そして

今もその少年に張り付いて警護している。





 ヴァイは記事から眼を離すと空を見上げた。空は雲ひとつなく晴れ渡っていてヴァイの

心に広がった陰鬱さをさっと洗い流してくれるようだった。

「こんなに憎しみを持っている奴がいるなんてな……」

 ヴァイは『何でも屋』の経験からこの殺人犯はよっぽど被害者達に恨みがあったのだろ

うと感じた。おそらく誰の説得も通じない。目標を全て殺した後この犯人は他のもの……

正確には人を標的にするつもりだ。

「どうやら、予想以上に危険な奴のようだ……」

 ヴァイがその場から離れて警察署に向かおうとした時、声をかけてきた若者がいた。

「もしかして、何でも屋さんですか?」

 髪はかなり短く坊主頭になっていて体格もがっちりとしている。スポーツ筋肉などでは

なく実践的な筋肉だ。ヴァイは力仕事関係の人だと見当をつけてとりあえず話を聞いてみ

ることにした。

「実は、我々は『古代幻獣の遺跡』を発掘していまして。その護衛をお願いしたいのです」

「王都直属の発掘団か」

 王都は《リヴォルケイン》の他に古代幻獣の遺跡発掘専門の者達を集めた集団を持って

いる。『古代幻獣の遺産』を守るのが《リヴォルケイン》の使命だが発掘調査は専門外だ。

 そのためにこのような発掘団が遺跡の場所を訪れる事も少なくない。

「しかし、王都直属なら《リヴォルケイン》の者が何人か護衛についてくるんじゃないか?」

「その通りです。しかし、今王都でも問題がありまして《リヴォルケイン》は事実上活動を

停止しているのです」

 ヴァイは平静を装いながらも内心では驚いていた。同時に納得する。そんな事情があっ

たからレイが自分のところに来たのだということを。とりあえずこれ以上は聞けないと判

断してヴァイは依頼を受ける事にした。

「それではよろしくお願いします。他にも何人かスーラニティに住む何でも屋達を護衛

にしていますので、まあ仲良くやってください」

 そう言って男はヴァイを促して歩き始めた。ヴァイは殺人事件の事を思い出す。

(……まあ、レイがいれば事件は防げるだろう。それに発掘団についていって王都の状

態も聞きたいしな)

《リヴォルケイン》の活動停止の真相を探る事にヴァイの注意は向いてしまっていた。

(殺人事件はレイに任せよう。頼りにしてるぜ)

 ヴァイは思考に区切りをつけると慌てて男についていった。





「ヴァイー、どこにいったの!?」

 ルシータは部屋の中をくまなく探したがヴァイは見つからない。温泉から上がって仕事

を見つけてきた事を誇らしげに言おうと思っていたルシータはヴァイの不在を確認して大

げさにため息をついた。そこに部屋のドアが開かれる音がする。

「ヴァイ!!」

 ルシータは入ってきた人影がヴァイだと思い怒鳴るように言葉を発した。しかしそこに

いたのはあまりの清涼に腰を抜かしたマイスだった。

「い……いきなり大声上げないでくれよ、ルシータ」

 ルシータはマイスの姿を見るとあからさまに落胆の色を見せてベットまで歩いていき、

腰をおろす。

「ヴァイはどこ行ったのよ、マイス?」

 マイスは立ち上がって部屋の真中にあるテーブルに備え付けてある椅子に座った。

「知らないよ。僕が朝食を食べている間に先生、街に出て行っちゃったんだよ」

 ルシータはどうやらマイスは嘘を言っていないと判断するとしばらく考えた。

(せっかくヴァイの力を借りずに事件を解決するチャンスだもの。ヴァイには黙って後で

驚かすのもいいかもね)

 ルシータの頭の中には事件を解決した(といっても人探しだが)際のヴァイの頭を下げ

ている姿がデフォルメ化して映っていた。その想像に口元をほころばせているルシータに

マイスは薄気味悪さを覚えた。

「な、何を考えてるんだい、ルシータ……」

 ルシータはマイスの問には答えずベットから立ち上がるとマイスの目の前に立った。

「マイス……協力してくれるわよね」

 マイスはルシータの眼光の前にまさに蛇に睨まれた蛙の如く硬直した。

「な……何に……?」

 マイスはルシータとの旅はまだ日が浅いが、この少女がこの眼になった時は何を言って

も無駄だという事は理解していた。聞いても無駄だと知りつつもつい質問してしまう。

 ルシータはそんなマイスの思いに気づいてか気づいていないか分からないが問に答えず

先を続ける。

「協・力・し・て・く・れ・る・わ・よ・ね」

「……はい」

 静かだがはっきりと強調している言葉には妙に説得力がある。マイスはふとヴァイはど

うして今までルシータと過ごせてきたのかと本気で自分の先生の正気を疑った。この少女

と一日中一緒にいれるのはまともな神経では無理だろう。

「じゃあ、行きましょ。ほら、さっさと用意して!」

 ルシータは隣の部屋に入っていった。どうやら着替えをするようだ。鼻歌までもが聞こ

えてくる。マイスは納得いかないという顔をしながらも逆らう余地もないという事も知っ

ていたのでおとなしく用意を始める。そこでマイスはとうとう気づいた。

「そうか、先生はすでに諦めてるんだな」

 ポツリとそんなことを言ってからマイスは自分のナップザックに必要なものを入れ始めた。





「よろしくお願いします! 僕は……死にたくありません!!」

 半狂乱になっている依頼者にレイは内心呆れていたが何とかなだめようとしていた。

 ヴァイと別れて殺人事件の詳しい情報を得ようと警察署を訪れたレイは、そこで護衛を

依頼していた少年にばったり会ってしまったのだ。

 少年はコーダ=ローリンスといい夜毎遊び歩いている札付きの不良だった。

 傷害事件で何度か治安警察の世話になっているこの少年にレイはいい印象を持っていな

かった。これまでは弱い人に暴力をふるっていたのにいざ自分に降りかかってくるとこん

なに醜く懇願してくる。

 こういう輩を見るとレイは自分の子供時代のことを思い出す。

 レイは子供時代に皆から暴力をふるわれた経験があった。そのために弱い者を放っては

置けないのだ。なお普段人に暴力をふるっているのに自分にそれが降りかかってくると泣

き叫ぶという奴が一番嫌いだった。

「大丈夫ですよ。俺はプロですから」

(このクソガキ! うっとおしいんだよ!)

 レイは心の言葉を飲み込みつつさりげなく乱暴にコーダ少年を体から離した。

 コーダ少年は自分の体の震えを押さえつけるかのように両手で肩を押さえている。レイ

はコーダをそのままにして治安警察所の殺人事件担当の隊員のところに話を聞きに行った。

 事件の担当官のカルア=ネルサンはまだ二十代後半ほどの若さで事実上この警察署の一

番の実力者のようだった。綺麗にトリートメントされた黒髪を真中で分けている。スーツ

の着こなしようからまるで戦闘とは無関係のように見えるがこの男も《リヴォルケイン》

から派遣されているのだ。

 全く人は見かけに寄らないとレイは思う。

 同じく《リヴォルケイン》から派遣されているはずの他の人の彼に対する態度に過度の

敬意をレイは感じる。

 この人物はやはり相当の人物なのだろう。

「……これが今分かっている情報全てです」

 レイが聞いた情報はヴァイが掲示板に張ってあった新聞記事とほとんど同じだった。つ

まりここの警察は結局何の解決の糸口も見つけてはいないのだ。

「標的がわかっているのに犯人を割り出せないんですか?」

 レイは至極当然な事を聞いた。わざわざ予告までして殺すと言っている人物なのだから

コーダにはかなりの恨みがあるはず。その方面で調べれば容疑者ぐらいは出るはずである。

 カルアはため息をつくと首を横に力無く振った。

「コーダは方々で悪さを働いていたために彼に恨みを持っている人はかなりの数に登ります。

絞りきれないんですよ」

 カルアは傍にいた男に一言二言告げるとその男はその場から駆け足で去っていった。少

しして大量の紙を持ってくる。

「これが奴に恨みを持っていると思われる人のリストです」

 レイはその量の多さに呆れを通り越して感嘆した。どうすればここまで恨みを買う事が

できるのか、コーダに聞いてみたいと思ってしまう。レイが何気なくリストをめくってい

るとカルアが口を挟んでくる。

「一応恨みが深そうな人から上にしていますので。殺人にまで殺意が起こりそうな恨みを

持っているのは五名、どれも婦女暴行事件です」

「婦女暴行……ね」

 レイはその五人の資料を見た。どれも恋人をコーダとその仲間達によって陵辱されている。

「どうしてそこまで分かっていてコーダを逮捕しないんですか?」

 レイの問にカルアは苦々しく答える。

「この犯罪は奴がここに保護されてきた時に発覚したものです。しかし奴をここに拘留して

おくと後々面倒な事になる、と上が……」

 レイはその言葉に内心舌打ちした。つまりはここにコーダを留まらせておくとコーダを

狙っている復讐者の被害が自分達にもくると警察署の彼の上司が思ったのだろう。我が身

可愛さに警察隊の本分を忘れている者がいることにレイはショックを受けたのだ。

 そんな思いを払拭するように資料を眺めると一人の男の物に眼が止まる。

「この、ラナイル=ディスパースという男はどうなんですか?」

 ラナイル=ディスパース。恋人を陵辱された上、暴力によってぼろぼろにされ、発見さ

れたときは直に視認できないほどの有様だったと資料にはある。これほどの事をされたの

なら恨みは相当なものだろう。

「ラナイルには犯行当時アリバイがあるんです。まあ、最初の事件にはありませんですが……」

「一応彼にも監視はついているんですよね?」

「はい、一応は……」

 そうカルアが言いかけた時、息を切らせた隊員がカルアの元に駆け込んできた。

「カルアさん! ラナイルが……消えました!!」

「何!?」

 カルアの顔が青ざめる。隊員は更に顔を青ざめさせて状況を説明しようとする。

「ラナイルが買い物に出かけたところを尾行していたのですが……」

「分かった! 彼を重要参考人として捜索するんだ!!」

 カルアは立ち上がりその場にいる隊員達に的確に指示を出していく。レイはその様子を

見て感嘆した。これならここの総責任者になっても良いんじゃないかと思う。

 そんな思考をカルアが打ち切ってきた。

「レイ=スティングさん。我々はラナイルを捜索しに行きます。奴の事、よろしくお願いします」

「……ええ」

 奴と言うのはコーダの事だろう。レイはあまり気乗りしなかったが了承した。そしてふ

とカルアの指先についた指輪に眼が行った。

「その指輪……」

「ああ……」

 カルアは苦笑を浮かべた後照れくさそうに言う。

「恋人から貰ったんですよ。僕の……誰よりも大事な人です」

 カルアはそれだけ言うと自分もその場を出て行った。レイはしばらく経ってふと疑問に

思い残っている女隊員に聞いてみた。

「カルア隊員は恋人がいるのか?」

 話し掛けられた女隊員は顔を赤くして言葉を詰まらせた。

(何を照れているんだ、自分じゃあるまいし)

 レイはそう思ったがその女隊員は予想を裏切って自分がそうだと言ってきた。レイは思

わず苦笑しながらその場を取り繕って部屋から出た。

(そんなわけあるかよ……)

 レイは自分の中に浮かんだ疑念を掻き消した。カルアの台詞の中になにか引っかかるも

のを感じたのだ。

「まあ、とりあえずあのクソガキを護衛しねぇとな」

 レイは悶々とした思いを打ち消すとコーダ少年のいる部屋に向かった。





 フェナ=ノーストラインは日に日に高まってくる憎悪の心を敏感に感じ取っていた。ど

こまで行っても満たされる事のない心の隙間、次々と入ってくる憎しみ。フェナは感じる

たびに自分の事のように痛い。この痛みの人を助けたいと思う。その思いはまるで恋愛感

情のように心に熱く、深く入り込む。でも自分は自分の力ではこの森を出る事はできない。

 それが『盟約』なのだから。

 この森を自分の一生をかけて守っていくという『盟約』。

 それに縛られた自分は誰かに導かれなければここを出る事はできない。

 誰か来て! 誰か私をここから連れ出して!! そしてこの痛みの人に会わせて!!!

 フェナ=ノーストライン心の叫びはむなしく虚空に消えていくのだった……。



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