少女が雪の中に立っていた。 手に息を吹きかけて、その指先が感じている寒さを緩和しながら。 空から降る雪は徐々にその強さを増して少女を包み込んでいく。すでに少女のコートは白く染まり、周りの風景に溶け込んでしまいそうだ。 対して少年は、その光景をぼんやりと見ていた。 寒さを感じはしない。何故なら、これが夢である事を頭の何処かで分かっていたからだ。 (どうして、あの娘はここにいるんだろう?) 少年は周りを見回してみた。 見覚えはある。 ここは昔から自分の遊び場だった場所だ。 と言っても大学に入学して地元を離れてからは一度も訪れていない思い出の地。 そこで少年は、自分が小学生の姿になっている事に初めて気付いた。 (なんで、俺……) 自分の姿を凝視していると近くでドサッ、と大きな音がした。どうやら木から雪が落ちたらしい。 少女――良く見れば高校生ほどだから少女とは言えない――が驚いて落ちた雪に視線を向けていた。そして少し落胆した表情を浮かべると再び地面に視線を向けた。 意識して向けているわけではないだろう。 他に向けるべき対象がいないから、向けざるを得ない。 夢の中に時間が流れているのならば、すでに時刻は夜になるだろう。空を見上げると全てが雲で、夜なのか昼なのかは分からない。だが、少女の体に積もる雪は既に尋常ではない量へと増えている。このままいけば、良くて風邪。悪化して肺炎になるかもしれない。 しかし少女は動かなかった。 顔は青ざめていたが、瞳に光は失われていない。 (どうして――) そこで、少年の意識は途切れた。 その刹那、言葉が聞こえてきた。 「……待ってる、から」 ピピピピピピピピピ…… いつもと違う目覚ましは意外と効力があったらしい。 柴谷亮平は布団の中から這い出して目覚ましを止め、自分を取り巻く寒さに身を震わせた。 「……ここはどこ?」 「ここはどこ、じゃないでしょ」 帰ってくるはずの無い答えに心臓が破裂するほど脈動する。 急に後ろを振り向いた拍子に壁に体を激突させながら、亮平は何とか言葉を紡いだ。 「あ、明美……一体どうして……」 「まだ寝ぼけてるの? 親戚で実家に集まっているんだから、いるに決まってるでしょ」 京夜明美はため息をついて従兄弟のボケぶりを最大限に表してから部屋を出て行った。 ドアを閉める直前に顔を部屋の中に入れて言う。 「もう親達は新年セールに行ったから、今はわたし達だけだよ。ご飯はおはぎあるから食べててね」 「……お前は?」 「コンビニに行ってくる」 明美がドアを閉めてから亮平は混乱している頭をなんとかなだめた。 深呼吸をするたびに頭が冴えてくる。 (そうだ。今は一月四日。大学の冬休みに実家に帰ってきたんだ……) ようやくいつもの思考力を取り戻した亮平は眠気を取るために、思い切り背伸びをした。 すぐに身を切るような寒さが亮平を襲う。 「……早く居間に行こ」 居間ならばここよりも暖まっているはず。 亮平は急いで寝巻きから服に着替えた。布団のすぐ横に脱ぎ散らかしていたのですぐに着る事ができ、そのまま部屋を飛び出した。 (今朝の夢……なんなんだ?) 朝食のおはぎを食べ終わると、亮平は外に出ていた。 降り積もった雪を、音を鳴らしながら踏んでいく。歩くたびに充分な抵抗が足裏から伝わってきて、その感触を楽しむ自分がいる。 やはりここまで降らなければ冬ではない。 しかし亮平の目的は雪の感触を楽しむためではなく、今朝見た夢の謎を解くためだった。 (あの場所は確かに昔から知っていた。だから、地元に帰ってきて夢に見るのは何となく理由は分かる。だが、あの少女は?) 夢の中で雪の中、ずっと立っていた少女。 あれは何かを、誰かを待っているようだった。 (あんなになるまであそこを動かなかった。それだけ大事な何かがあるんだ) 亮平は正直、かなり気になっていた。 全くの勘だったが、まだあの少女があそこで待っている気がする。 意味のない焦燥に導かれて、亮平はその場所に着き、見上げた。 小さい頃はまるで天まで続くかのように見えていた石の階段。 危ないからと、数年前に立ち入り禁止になった場所だった。 「行くか」 小さく、自分に気合を入れるかのように呟いて亮平は思い出の場所へと階段を昇り出した。 積もった雪に滑らないように注意しながら昇るために、体力がいつもよりも削られていく。 思えば小さな頃はそんな階段を雪が積もっていない状態でとはいえ、走って昇っていたのだから、子供とは恐ろしいものだ。 苦労しながらも昔を思い出して亮平は笑う。 あの場所は小さい自分達にとっては秘密基地だった。 建物の下の空洞には街のゴミ捨て場から拾ってきた、まだ使えるおもちゃを隠し、雑誌を隠して。皆で灯りなどを持ち寄って自分達だけの家を作っていた。 小学六年にもなると流石にそこまでしなくなり、自然と足を向けることも無く、あの備品がどうなったのかは誰も分からない。 おそらくそこの住人に処分されているんだろうが、こうして昇っている間に亮平の心には残っていて欲しいという願いが生まれていた。 自分達から閉ざしてしまった思い出を、もう一度取り戻したいと思い始めていた。 最後の一段を踏み、亮平は思い出の場所へと着く。そこで、自然と言葉が口をついて出た。 「ただいま……」 すっかり昔と変わってしまった寺を見て、亮平は呟いた。 今は別の神社に人が集まってしまったために閉鎖された寺。昔は初詣などで賑わっていたのを覚えている。 今は、ただの廃屋と化した寺。 しかし亮平の目には昔の、あの少し怖い雰囲気を持つ本堂のままに映っていた。 「変わったけど、変わってないな」 亮平は本堂に近づいて、縁の下を見た。そこには昔、皆で持ち寄った備品を置いていた。 過去と現在を照らし合わせて亮平はその場所を探し当てる。 「……」 亮平は目頭が熱くなり、覗くのを止めて手で押さえた。 そこには捨てられずに残っていた、自分達の『宝』があったのだ。 「まさか、あるとはなぁ……」 自分の中で刻を止めていた場所。 あるわけが無いと勝手に思い込んで知らずに閉ざしていた思い出が甦る。 今、動いている刻の中で凍り付いていた刻が氷解していく。 その感動に亮平の心は熱くなった。 (まさか、夢の少女の謎を探しに来たら、自分の思い出を見つけるなんてな) これもあの夢のおかげ、と亮平は感謝しつつ空を見上げた。 その時、後ろで雪が落ちる音がする。 「きゃっ!」 そして、小さな悲鳴。 亮平は振り返っていた。その声に聞き覚えは無い。 だが確信があった。 振り返った先には倒れて行き塗れになっている少女がいた。夢の中と同じ、少女が。 「あ、こ、こんにちは……」 少女は雪まみれの自分の姿を見て、恥ずかしさをどうにかごまかしながら言葉を紡いだ。 「……探し物?」 亮平が繰り返した自分の言葉に、少女は頷いた。 二人は本堂のまだ腐っていない場所に雪を払って座っていた。 「この場所で、無くなった物を探してるの。ここ最近来てるんだけど、見つからなくて……」 「一体何を? って聞いていい物か?」 亮平の戸惑い気味の言葉に少女は肯定の頷きを返した。 「指輪。とても大事な」 「指輪、か……。こんな雪の中で探すのって結構無謀だぜ」 この場所は亮平達が住んでいる場所よりも空に近い。雪の降る量も街中よりもかなり多めだ。 そんな場所を指輪ほどの大きさの物を探すなど普通なら出来るはずが無い。 「雪の下にあるかもしれないし、雪が融けてからじゃ駄目なのか?」 「今じゃなきゃ、いけないの」 少女の瞳は意志の光があった。そう、夢の中で亮平が見た意志の光。 この光を見たから、亮平もここに来たのかもしれない。だから、行動したのかもしれない。 「……分かった」 「え?」 亮平は立ち上がると縁の下への入り口に入っていった。少女はきょとんとして亮平の行動を見ている。少しして、亮平はスコップを持ち出してきた。 「良かった。まだ使えそうだよ」 一度雪にスコップを刺してから亮平は笑顔を少女に向けた。少女は不思議そうに亮平を見ていたがやがて一つの考えに思い至った。 「もしかして、手伝ってくれるの?」 「ここまで聞いて、じゃあさよならってのはしょうに合わないんだよ。とりあえず、最初はこの本堂とかを探してみよう。地面に埋まってるってのはあまり考えたくないけど、埋まってるなら掘り出さないといけないから、早めに確認できる所は確認しよう」 「う、うん……」 まだ困惑しているのか少女が歯切れの悪い返事を返す。亮平は構わすに聞いていなかった事を聞いた。 「君の名前は? 俺は柴谷亮平」 自分の名前を言っていないことを思い出したのか、あっ、と小さく呟いてから少女は静かに自分の名前を言った。 「栗田、美奈」 「栗田さん……じゃ、探そうぜ」 「うん!」 少女――栗田美奈は亮平と出会って初めての笑顔を向けた。その笑顔に心臓が高鳴るのを亮平は自覚した。 二人はしばらく無言で指輪を探し続けた。 亮平としては無言で、というのは正にしょうに合わないのだが、探し物が物だけに、細心の注意を払わなければ見落としてしまうかもしれないので、自然と無言になった。 その間にも日が傾き、めぼしい所を探し終えた頃にはすでに日が落ちかけていた。 亮平が腕時計を見ると午後四時。 冬で日が短くなっているのに加えて少し雪も降ってきているために日が遮られ始めている。 残りは地面を全て掘る、という手段しかなかった。 「……掘るか」 「もういいですよ」 美奈は探し疲れたのか少し青い顔をしていた。 コートを着ているとはいえ、気温の低い場所に三時間以上もいるのだ。冷えてくるのも無理は無い。それは亮平も同じだったが、亮平は発汗による熱さでまだ大丈夫だった。 「良くないさ。俺がここで止めても、君は続けるんだろう?」 「それは……」 言い澱んだ事が肯定の証だった。 亮平はスコップを持って地面を覆う雪を掘り出した。 「こんな広い場所をやるなんて無理ですよ。明日にしましょう! 今からやったらすぐに暗くなりますよ」 「今日じゃなきゃ駄目なんだよ」 亮平は掘った雪を横にどけて地面を見た。そして指輪が無い事を確認してからまた掘り出す。 「じ、時間が無いって……」 質問しながら美奈はどけられた雪の中を調べていく。 「俺、明日はもう大学ある所に戻るんだよ。だから、明日は駄目なんだ」 「なら、わたしだけで探します。今日初めて会った人にここまで迷惑かけられません」 「迷惑じゃない。俺が自分でしたいと思ってるんだ」 亮平は雪を掘って調べ、掘って調べるという動作を黙々と繰り返していく。 美奈はしばらく無言で雪を調べていたが、その手を止めた。 「どうして、ですか?」 美奈の言葉に亮平の手も止まる。亮平は振り向いて美奈を見る。 「なら、俺も聞くよ。どうして、この時期じゃなきゃいけない? 雪が解けてからゆっくり探せば良いじゃないか」 「それは……、約束なんです」 「約束?」 美奈は少し俯いて、顔を上げた。その目には涙が浮かんでいる。 「姉との、約束なんです。指輪を、見つけて欲しいって。この雪が降る時期に」 「姉……」 亮平の頭に一つの仮説が浮かぶ。そこに美奈が続けて言ってきた。 「どうして、柴谷さんはここまでしてくれるんですか?」 「……声を、聞いたんだ」 亮平は今朝見た夢を美奈に話し始めた。 雪の中で何かを待っていた少女。 目の前にいる少女に良く似た、少し悲しそうな少女。 「俺はその声に引かれてここに来た。そして自分の無くしていた思い出を見つける事が出来た。なら、君の探し物も見つけてあげたい。ただの自己満足さ。だから、君が気にする必要はない」 亮平は再びスコップを取って雪を掘る。 しばらく黙って亮平を見ていた美奈は雪の中を探す事を再開した。しかし口は開かれる。 「四年前、姉は高校三年の冬に駆け落ちしようとしたんですよ。親に反発して、家を出て行きました。その時の事は今でも覚えてます」 亮平は黙々と掘る。言葉は耳に入っていた。だが、そこに口を挟む気はない。 実際、かなり重い話であり、他人の家の話を聞ける身分ではなかったが、彼女が言うのならば別にいいのだろう。 「でも、結局駆け落ちは成功しませんでした。男の人のほうが親に捕まって……。でも姉は知らずにここで待っていたんです。その人が来るのを」 亮平の頭の中に夢の光景が浮かぶ。 何かを待っていた少女。 不安げで、しかし少しだけ希望の光を見つめている少女。 あれは恋人を待ち焦がれている表情だったのかと、亮平は確信した。 「その次の日、姉の遺体が発見されました。死因は、凍死。最後まで姉はその人を待って死んだんです。お葬式にはその人は呼ばれませんでしたが、新聞で知ったのか、とても悲しんでいました。でもわたしは……涙が出なかったんです」 美奈の手が止まった。 亮平はその事に気付いていたが、手は止めずに雪を掘る。 「姉を、自分勝手だと思ったんです。姉はずっとその人を待っていた。でもあまりに遅いなら気付いたはずです。駆け落ちは失敗したって。でも姉は待ち続けて………死んだ。意地になってたに決まってる! 意地を張って、命を落として、自分の大事な人を悲しませた……。それを許せなかった!」 降り始めた雪が美奈の顔に当たる。目から流れた涙と共に解けた雪が頬を伝う。 美奈の言葉はすでに叫びに変わっていた。 「死んだら、意味がないじゃない! どうして、意地を張り続けたの……!!」 「そんなのは本人しか分からないだろ」 亮平も手を止めて美奈を見た。スコップを突き刺してから美奈に歩み寄る。 美奈は近づいてくる亮平を焦点が合わない目で見た。 「確かに死んだら意味はない。でもな、意地を張ってたにしろ、そうでないにしろ、君の姉は待つ事を望んだんだ。何よりも、その男を待つ事を優先した。それが、彼女には最も大事だったんだ。それを止める事は、死ななくても死んだのと同じだったんだろうさ」 「それも……確かじゃない……」 「そうだよ。何が真実かなんて俺達に分かるはず無いだろ。今、俺達は何をしている?」 「それは……指輪を探して――」 「そうだ。俺達が今するのは君の姉の思考を読む事じゃなくて、指輪を探す事だ」 亮平はそう言ってスコップを取った。前以上に勢いよく雪を掻き分ける。美奈は呆然として亮平を見、また雪を探し始める。 「不確かな事はいらない。今、確かな事は、指輪がこの何処かにあるってことだ。『約束』を果たしたいんだろう?」 「……はい」 美奈は涙を拭って雪の塊を崩した。そして―― 「あ!!」 短い驚きの声に亮平も振り向く。美奈はおそるおそる手を差し伸べて、先にある物を拾った。 それは赤い宝石がついた指輪。 縁日で売っているような安い物。しかし長年野ざらしにされていたとは思えないくらいの綺麗さを保っていた。 「見つけた……」 「見つかっただろ? 確かな物が」 すでに辺りは暗く、雪も強さを増していたが、二人はその場にしばらくいた。 美奈の手の中にある指輪。 亮平には、彼女が言った『約束』の意味は分からなかったが、彼女の『凍っていた刻』が今、氷解したのだと分かった。 「――――」 降りしきる雪のどこかから、声が聞こえた気がした。 「『約束』っていうのは、夢枕に姉が出てきたんですよ」 指輪を見つけた亮平達は寺から降りてきて近くのファーストフード店にいた。 充分に暖まったコーヒーを体に取り込み、寒さに震えていた体を潤す。 「夢枕?」 「はい。多分、柴谷さんと同じように。そして指輪の探して欲しいと言ってきたんです。確かに姉の遺品の中には指輪はありませんでした。これは姉の彼氏が小さい時にあげた物らしいです」 指輪をいとおしそうに見つめる美奈。亮平は間を繋ぐためにコーヒーを含む。 「……確かに、姉がどうしてあの場所にずっといたのかは分かりません。でも、この指輪を見てると、なんとなく分かる気がします」 「どんな事が?」 次に見た美奈の微笑みは、亮平が見た中で最も綺麗だった。 「言葉では言えません。でも、今まで思ってた事は違うんじゃないかなと思えます」 「なら、いいじゃないか」 「はい。姉は意地だけであの場所で待っていたわけじゃない。そう思います。自己満足でしょうけど」 「いいんだよ。大事なのは残されてる人達がどう思うかなんだから。それで、その人との思い出が綺麗になるか汚く染まるかが決まるんだ」 「そうですね」 二人は一度顔を見合わせて、笑った。 客の奇異の視線など気にせずに笑った。 心に残っていた、融けなかった氷が長い時を越えてようやく消えたのだ。 少女の凍れる刻は、終わったのだ。 「――ははっ。じゃあ、もうそろそろ行きますね」 「ああ。姉さんによろしく」 亮平を残して美奈は席を立った。 その時、何かを思い出したかのように小さくあっ、と言うと美奈は言ってきた。 「でも、どうして柴谷さんの夢に出てきたんでしょうね? 姉は」 亮平はただ笑って返した。その笑みに何かしらの答えを見出したのか、美奈はそのまま会釈をして店を出て行った。 出て行く美奈を見て、周りの客には亮平がフラれた彼氏のように映っているらしく、その視線が気になった亮平もすぐに席を立った。 外に出るとすでに美奈の姿は無く、空からの雪も止んでいる。 亮平は歩き出した。自分の家に。 自分の明日に。 (理由? そんなの俺に分かるわけ無いだろ) どうして美奈の姉が自分の夢に現われたのかは分からない。ただ、そのおかげで自分は幼い日の思い出を手に入れる事ができた。そして美奈も汚れてしまった姉との思い出を少しでも綺麗にする事ができた。 「なら、いいじゃないか」 理由なんていらない。 結果はここにある。亮平の、そして美奈の心の中に。 「……ありがとう」 あの寺で、どこかから微かに声が聞こえてきた声に今、亮平は答えた。 この雪の世界の何処かで、おそらく微笑んでいるであろうその相手に、亮平は笑顔を向けた。 『凍れる刻に〜Winter fall〜』完 紅月赤哉でございます。 自分で出した冬企画でしたが全くネタが思い浮かばずに苦労しておりました。 しかし、ふと思い出したのです。 そうして書かれたのがこの「凍れる刻に」です。 この作品は、実は僕の第二作目の創作です。 「THE LAST DESTINY」と平衡して書いていた中編をリニューアルしました。 結局、姉の死んだ意味というのははっきりと明かされません。これは中編で書いていた時ならば理由を用意していたんですが、それを書く労力が無くて(汗) というわけで、この作品を読んで皆さんそれぞれ感じてください。 何かを感じる事ができたのなら、幸いです。 では、またいつか〜。 |