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俺達の終戦記念日

あとがき

超長編「FlyUp!」のスピンオフ長編第四弾「俺達の終戦記念日」完結しました。紅月赤哉です。

あとがき代わりに20の質問を答えさせていただきます。
http://akitaro.moo.jp/atogaki.htm


1   この小説を書き終えた、今現在の心境を一言で簡潔に言い表してください。

スピンオフシリーズの主人公は総じて、お疲れ様でしたということが多いです。
何と本編よりも先に卒業のシーンを描いてしまいました。いいんです。スピンオフの主人公なんだから。
お疲れ様でした、恭平。


2   この小説を書く上で、一番書きやすかったところはどこですか?
3   この小説を書く上で、一番苦労したところはどこですか?

書きやすかった所は全部。最初から最後まで展開は浮かんで書けました。別のスピンオフ長編「シルバーコレクター」の続きのようなものでしたしね。
苦労したところは他のスピンオフと同様に、本編を読まなくても、他のスピンオフを読まなくても単独で成立するようにってことを目指してみました。
やっぱり難しいですね。


4   ボツにしたタイトル、仮タイトル、執筆中のコードネームなどありましたら教えてください。

仮タイトルから「俺達の終戦記念日」でした。
他の名前を考えたんですが、結局最後まで浮かばなくてこれに。


5   タイトルの由来(意味)は何ですか?

本編で描いている通り、恭平の中学バドミントンでの戦いの終わりというところですね。
最後まで、戦い続けた恭平達は新しい戦いに進んでいくんだなと思います。


6   この小説を書き始めるきっかけはなんでしたか?

超長編「FlyUp!」のスピンオフとして考えた話がやはり超長編となった時に、その中の一エピソードとして浮かんだ話を膨らませました。
FlyUp!の主人公世代やその一つ下は、僕が幼いころから温めてきたキャラクター達なので、描いてみたかったです。


7   この小説を書く上で、何か影響を受けたもの(他の作品や、他媒体の創作物など)はありますか?
8   これがあったから、この話がかけました!(これがなかったら、かけませんでした!)というものはありますか。

オンライン小説書きさんのスピンオフ。そして、バドミントン漫画の「ガズリング」です。更に青春バドミントン小説「ラブオールプレー」ですね。
これは「風の辿り着く場所」と変わりません。


9   ボツにしたストーリー展開を教えてください。
10   プロット(思惑)どおりに進みましたか?

特になく、プロット通りに話が進みました。


11   これが書きたくてこの話を書きました、という部分はどういうものですか?

あおり文で書いていることですね。
部活が終わるのは、いつからだろう。シャトルが落ちて、負けが決まった時? 部活で「三年生は引退」と言われた時?
自分も経験して思ったことを描きたかったです。


12   一番こだわったところはどこですか?

恭平がいろいろ触れて徐々に答えを出していく所、でしょうか。
上手く書けたか分かりませんが


13   一番好きなキャラクターと、一番嫌いなキャラクターを、理由つきで教えてください。

スピンオフシリーズは誰もが大好きですね。嫌いな人もいないです。


14   実際にいたら嬉しいキャラクターと、実際にいたら厭なキャラクターを教えてください。

やっぱり皆好きです。嫌いな人を描けないのは弱点かもしれません。


15   この人にはこの言葉を言わせたかった!という台詞をキャラ別にどうぞ(実際に言わせていなくてもOK)。

竹内元気
「切り替えられてないからこうやって寺坂達の相手しに、律儀に部活始まった時間に来てると思うけどな」

→ 部活に未練がないように見えて、さらりと未練を口にしている。
  シルバーコレクターの時にはまた違った彼が見られますが、基本はこういうドライに見えて恭平と似てるところがあるんです。

杉田隆人
「中学で大半の時間使って打ち込んだんだ。それが一気になくなると寂しいだろ。別に変なことじゃないし。そんな当たり前のこと言われてもな。情けないとも思わん」

→ 杉田も竹内以上にドライに見えて「バドミントン一筋」には見えないキャラなのですが、作中で説明している通りにそんなキャラなのにこういうことを言うということで恭平も変わっていきます。
  本編見ているとなるほどって思うんですけどね。このあたりはでも仕方がないのかなと思いました。

菊池里香
「それはこっちの台詞。こういうのって頼まれてから渡すものだよ。雰囲気ぶちこわし。馬鹿。駄目人間」

→ 13話での台詞。これまでよりもだいぶ砕けて、恭平に対してきつく言えてます。このきつく言えるようになってるところで距離が近づいているのを表してみたかったです。
  二年も付き合えば距離はまたかわるなと。

田野恭平
「本当に、終わったな」
→ 最後に、恭平自身の言葉で終わりを告げる。この時、本当に浅葉中バドミントン部としての彼は終わったんだろうなって思います。
  引退式で中学バドミントンからは足を洗っても、やっぱり卒業するまでは部員なんだというのを込めてみました。



16   この小説の登場人物たちを使って、別の話を書く予定はありますか?

また別のスピンオフに登場すると思います。
もしかしたら時系列が過去になるかもしれませんが。


17   この小説の中でこの部分が一番会心の出来なのです! というシーン(か台詞)を抜粋してください。

今回はどのシーンも同じくらいのイメージ。セリフも各キャラに言わせたかったセリフなので。


18   この小説で取り上げたテーマやアイデアに、もう一度別の形で挑戦してみたいですか?

バドミントン物でなければ挑戦するかもしれませんね。


19   何か、これだけはしておきたい言い訳というのはありますか?(笑)

スピンオフなんです! 本編もよろしくお願いしますm(_ _)m

20   最後に一言どうぞ!


お読みいただきありがとうございました!
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