『緑の海あとがき』

 この度は『緑の海』をお読み頂きありがとうございました。
 この話は「一次創作小説同盟」の企画応募作品として、橘冬希さん提供の写真「路」からインスピレーションを得ました。
 目が行ったのが「路」と「木々」
 そして木々の様子が空を満たす海のように感じたので、シンプルに「緑の海」となりました。
 僕にとって「路」とは人生であり、「海」とは生命が生まれ、還る場所です。そんな自分の思いを素直に表現してみたのでした。
 内容としてはただ、二人の人が(一方は幽霊ですが)道を歩くだけ。そして過去を回想し、自分の思いを断ち切るまでを描いたようなシンプルな話です。
 盛り上がりに欠けるこの話に読者を引き込むことが出来るように何とか頑張ってみたつもりです。  この話を読み終えた後に、このあとがきを読んでいる頃に、何か「ほぅ……」と感じていてくれたのなら、こんなに嬉しいことはありません。

 短いながらも、あとがきでした(ぺこり)。



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