Little Wing
あとがき
超長編「FlyUp!」のスピンオフ長編第六弾「Little Wing」完結しました。
紅月赤哉です。
あとがき代わりに20の質問を答えさせていただきます。
http://akitaro.moo.jp/atogaki.htm
1 この小説を書き終えた、今現在の心境を一言で簡潔に言い表してください。
スピンオフシリーズの主人公は総じて、お疲れ様でしたということが多いです。
ただ、今回はこれまでのスピンオフと異なって別の中学校のキャラを描いたということで特に疲れた感があります。やはり上手くいかなくて、推敲で結構直しました。
それでも君長凛というバドミントンプレイヤーの心の成長を描けて良かったと思います。
2 この小説を書く上で、一番書きやすかったところはどこですか?
3 この小説を書く上で、一番苦労したところはどこですか?
今回も総合的に書きづらかったです。何しろこれまではFlyUp!のほぼ舞台と言っていい浅葉中から飛び出して、別の中学ということで基本的にメンバーは総入れ替え(ほかのスピンオフも入れ替えと言えば入れ替えですが)だったので、学校の感じから自分の中で構築しなおしました。
それでも、清水谷と三枝部長のキャラができると随分書きやすくなりました。二人とも、あまり本編には出ないキャラとして描いてました。
4 ボツにしたタイトル、仮タイトル、執筆中のコードネームなどありましたら教えてください。
没、仮タイトルはありません。最初から「LittleWing」としていました。
君長凛には似合うなーと思ったのです
5 タイトルの由来(意味)は何ですか?
小さな体に生える小さな羽。やがて大きくなるんですが、まだ小さい羽というイメージです。
6 この小説を書き始めるきっかけはなんでしたか?
君長凛はFlyUp!という大きなシリーズを通して、ラスボスの位置に近い人物です。本編の強い女性シングルスプレイヤーは皆、彼女の強さを超えようと頑張ってるわけで。
でも当の本人は、自分のことすらよく分かっていない年齢相応の少女なんだなって思ったところからです
7 この小説を書く上で、何か影響を受けたもの(他の作品や、他媒体の創作物など)はありますか?
8 これがあったから、この話がかけました!(これがなかったら、かけませんでした!)というものはありますか。
オンライン小説書きさんのスピンオフ。
そして、バドミントン漫画の「はねバド!」です。更に青春バドミントン小説「ラブオールプレー」ですね。
何度も小説は読み直してます。
9 ボツにしたストーリー展開を教えてください。
10 プロット(思惑)どおりに進みましたか?
特になく、プロット通りに話が進みました。
ただ、プロット自体成功だったのかというところに少し疑問がありますね。淡々としすぎていた感はあるかも。
11 これが書きたくてこの話を書きました、という部分はどういうものですか?
出来てしまうことと、好きなことは違う。
意識していなくても体は正直
というところでしょうか。
これは彼女が心技体ともにバドミントンプレイヤーとなるのに必要な話として描いたつもりです。
12 一番こだわったところはどこですか?
凛が感じる周りとの温度差とか雰囲気の差を書いてみたつもりです。
分かってるようで分からない。分からないようで分かる、みたいな不安定さ
13 一番好きなキャラクターと、一番嫌いなキャラクターを、理由つきで教えてください。
スピンオフシリーズは誰もが大好きですね。嫌いな人もいないです。
14 実際にいたら嬉しいキャラクターと、実際にいたら厭なキャラクターを教えてください。
やっぱり皆好きです。嫌いな人を描けないのは弱点かもしれません。
15 この人にはこの言葉を言わせたかった!という台詞をキャラ別にどうぞ(実際に言わせていなくてもOK)。
君長凛「私も……ちゃんと、積み重ねてきてたんですね」
→この一言を言うための長編だったと思います。
16 この小説の登場人物たちを使って、別の話を書く予定はありますか?
また別のスピンオフに登場すると思います。
清水谷さんと三枝さんはここだけで終わらせるのは寂しいキャラですね。
三枝さんはバドミントン関係ですが、清水谷さんはもしかしたらバドミントンじゃない話かもしれません。予定は未定。
17 この小説の中でこの部分が一番会心の出来なのです! というシーン(か台詞)を抜粋してください。
今回はどのシーンも同じくらいのイメージ。セリフも各キャラに言わせたかったセリフなので特筆して書きたかった場所というのはないですね。
18 この小説で取り上げたテーマやアイデアに、もう一度別の形で挑戦してみたいですか?
バドミントン物でなければ挑戦するかもしれません。
19 何か、これだけはしておきたい言い訳というのはありますか?(笑)
スピンオフなんです! 本編もよろしくお願いしますm(_ _)m
20 最後に一言どうぞ!
お読みいただきありがとうございました!
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