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Dear My Friend

あとがき

超長編「FlyUp!」のスピンオフ長編第五弾「Dear My Friend」完結しました。
紅月赤哉です。

あとがき代わりに20の質問を答えさせていただきます。
http://akitaro.moo.jp/atogaki.htm


1   この小説を書き終えた、今現在の心境を一言で簡潔に言い表してください。

スピンオフシリーズの主人公は総じて、お疲れ様でしたということが多いです。
第四弾と同様に本編よりも先に卒業のシーンを描いてしまいました。いいんです。スピンオフの主人公なんだから。
お疲れ様でした、あゆむ。


2   この小説を書く上で、一番書きやすかったところはどこですか?
3   この小説を書く上で、一番苦労したところはどこですか?

今回に関しては書きづらかったところが多かったです。何かというと、あゆむと遊佐の性格設定。
元々スピンオフのチョイ役のキャラで、主人公として描くつもりはなかったあゆむですが「風の辿りつく場所」での美緒とのやり取りから「この子はどんな子なんだろうか」という思いが膨らんできまして。結果としてこんな恋愛風味な話になりました。
あと、勇君の設定でしょうか。2歳上の彼氏が最後までどういう風なイメージかなというの悩みました。


4   ボツにしたタイトル、仮タイトル、執筆中のコードネームなどありましたら教えてください。

仮タイトルは「フレンドシップ」だったかな。結局よく分からないのでストレートに親愛なる友達へ、みたいになりました。


5   タイトルの由来(意味)は何ですか?

内容通り、親愛なる友人の美緒へというイメージですね。

6   この小説を書き始めるきっかけはなんでしたか?

朝比奈美緒というキャラを書いた時に、彼女の周りに配置した遊佐修平と宮越歩。二人のキャラクターが本編のキャラと同じくらい気になったことですね。
その意味ですと「風の辿りつく場所」がきっかけだと思います。あの作品もFlyHigh!で朝比奈美緒に魅力を感じなければできなかったので、結局スピンオフは繋がっていますね。


7   この小説を書く上で、何か影響を受けたもの(他の作品や、他媒体の創作物など)はありますか?
8   これがあったから、この話がかけました!(これがなかったら、かけませんでした!)というものはありますか。

オンライン小説書きさんのスピンオフ。そして、バドミントン漫画の「ガズリング」です。更に青春バドミントン小説「ラブオールプレー」ですね。
これは「風の辿り着く場所」と変わりません。


9   ボツにしたストーリー展開を教えてください。
10   プロット(思惑)どおりに進みましたか?

特になく、プロット通りに話が進みました。


11   これが書きたくてこの話を書きました、という部分はどういうものですか?

友達としての嫉妬でしょうか。あと、優越感に浸ってるだけ、というのは結構辛いなーと思ってそこも描いてみたかったです。
結果的にその成分は薄めになってしまいましたが。


12   一番こだわったところはどこですか?

あゆむの気持ちが遊佐への恋愛感情なのか、美緒への嫉妬なのか。終盤まで分からせないように少しずつ描写したところでしょうか。


13   一番好きなキャラクターと、一番嫌いなキャラクターを、理由つきで教えてください。

スピンオフシリーズは誰もが大好きですね。嫌いな人もいないです。


14   実際にいたら嬉しいキャラクターと、実際にいたら厭なキャラクターを教えてください。

やっぱり皆好きです。嫌いな人を描けないのは弱点かもしれません。


15   この人にはこの言葉を言わせたかった!という台詞をキャラ別にどうぞ(実際に言わせていなくてもOK)。

宮越歩(そう。他人は他人。自分は自分。ほら、あっちもそうだし)(第十三話)
→独白。結局、この話は本当にこう思うことが出来るようになるまでの話なんだと思います。

朝比奈美緒
「難しく考えすぎなんだよ。私も、あゆも。試合してたら、シンプルになったでしょ。いろいろ取ったら、シンプルなのよきっと。バドミントンは相手に勝ちたいし。一緒に友達としているのは、やっぱり相手が好きだからいるんだよ」(第十二話)
→こういうセリフは「風の辿り着く場所」とか「FlyHigh!」から比べたら成長したなぁと作者自らが思うセリフです。この作品としてはそこまで意味はないかもしれませんが。
でも彼女に言ってほしかったセリフです。

16   この小説の登場人物たちを使って、別の話を書く予定はありますか?

また別のスピンオフに登場すると思います。
例えばこの話の裏がどうだったのか、遊佐修平視点で書いたりとか。予定は未定ですが。


17   この小説の中でこの部分が一番会心の出来なのです! というシーン(か台詞)を抜粋してください。

今回はどのシーンも同じくらいのイメージ。セリフも各キャラに言わせたかったセリフなので特筆して書きたかった場所というのはないですね。


18   この小説で取り上げたテーマやアイデアに、もう一度別の形で挑戦してみたいですか?

バドミントン物でなければ挑戦するかもしれません。


19   何か、これだけはしておきたい言い訳というのはありますか?(笑)

スピンオフなんです! 本編もよろしくお願いしますm(_ _)m

20   最後に一言どうぞ!


お読みいただきありがとうございました!
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