はい、『輝きは剣の中に』完結いたしました。 初めての日記連載。 右往左往しながら、カウンターが回らないのを見て悲しくなりながら(笑)頑張って書ききりました。 いろいろと言いたい事はあるんですが、それは下のあとがきへの二十の質問で答えさせていただきます。 1 この小説を書き終えた、今現在の心境を一言で簡潔に言い表してください。 ようやく書き終えた………(汗) 2 この小説を書く上で、一番書きやすかったところはどこですか? 特に意識はしてなかったけど、通して読んでみるとやはり隼人の動きかなぁ。 3 この小説を書く上で、一番苦労したところはどこですか? プロットほぼなしで書き始めたのでかなり行き当たりばったりな所があった。 4 ボツにしたタイトル、仮タイトル、執筆中のコードネームなどありましたら教えてください。 特に無いです。 5 タイトルの由来(意味)は何ですか? 剣に自分達の想いを込めて闘う、みたいな感じを込めてみました。 不意に思いついたタイトルにしてはかなり良かったと思います。 6 この小説を書き始めるきっかけはなんでしたか? 最初は魔力を持つ剣の話を書いてみたいなぁ、と簡単に登場人物やら設定やらを考えて、今の長編が終わってから軽く書くかって思ってました。 でも香澄翔さんの書いている創作日記を知って「こういうジャンルもあるんだぁ」と思い、勢いで書くことにしたのです。 7 この小説を書く上で、何か影響を受けたもの(他の作品や、他媒体の創作物など)はありますか? バトルロイヤル形式から「バトルロワイヤル」と言われそうですが「仮面ライダー龍騎」です。そして「スクライド」 それぞれの願いを叶える為に闘っているので、そんな熱い物語を書いてみたかったんです。 8 これがあったから、この話がかけました!(これがなかったら、かけませんでした!)というものはありますか。 「仮面ライダー龍騎」を一話から見始めなければ書かなかったですね。 9 ボツにしたストーリー展開を教えてください。 実はこの話は第一部。 少し多めに剣の所持者が出てきて化け物の集合体に勝利した時点で一部が終わり、第二部に花月が登場する予定でした。 花月は徐々に所持者達を殺していくんですが、実は花月の「闇の剣」は「剣の闘い」をリセットする力を持つ「光の剣」を押さえる役目を持ち、隼人達が花月を倒してしまう事で「光の剣」が目覚める………という展開を考えてました。 長くなりすぎるので止めました。 10 プロット(思惑)どおりに進みましたか? プロットはほとんど無く、あったのは最初と花月登場と、最後の結末だけだったので間は行き当たりばったり。 強引に進めました。 11 これが書きたくてこの話を書きました、という部分はどういうものですか? 他人のために力を使う事はなによりも強い、という物ですね。 最近は人の為に何かをするって言うことが気迫になってきている気がします。 12 一番こだわったところはどこですか? 行き当たりばったりだったので、隼人の想いです。 何度も何度も、読者がもういいよ、と言うくらい(笑)隼人は夏海を大事にし続けさせました。 13 一番好きなキャラクターと、一番嫌いなキャラクターを、理由つきで教えてください。 好きなのは隼人。ひたむきな心を持つ人は好きなんですよ〜。 嫌いなのは………本山です。自分の不幸を他人のせいにする弱さ。自分もつい最近までその気ががあったので自己嫌悪もあります。 でも自分が頭で思い描いていた所まで書ききれなかったので微妙。 出来ていればだんとつで嫌いです。 14 実際にいたら嬉しいキャラクターと、実際にいたら厭なキャラクターを教えてください。 嬉しいのは夏海です。 ああいうキャラクターは好きなのでいい友達になれそうです。 嫌な人は、やっぱり本山かな。 15 この人にはこの言葉を言わせたかった!という台詞をキャラ別にどうぞ(実際に言わせていなくてもOK)。 「神代が本山を殺してしまったら、もう戻れなくなるんだ。 人を殺したら、もう戻れないんだ!」 「俺は、この馬鹿げたゲームを覆す!」(久坂隼人) 「わたしは………もう守られてるだけのお姫様じゃない!」(港夏海) 「妹は確かに悲しむだろうさ。俺を憎むかもしれない。 だが、俺はそれでも妹に生きていて欲しいんだ!!」 「俺はまたあの時を取り戻す。そして、未来に進む! 妹を救えなければ、俺は先には進めない!!」(神代雅也) 16 この小説の登場人物たちを使って、別の話を書く予定はありますか? もう無いです。 17 この小説の中でこの部分が一番会心の出来なのです! というシーン(か台詞)を抜粋してください。 「お前が俺に自分の思いを言ったのは弱いからだよ。自分が先輩に勝つ機会を逃してしまった。もしかしたら二度と来ないかもしれない。そうなれば、お前が先輩を超える機会は永遠になくなる」 一歩、また一歩と俺は歩いて行く。俺の足が前に出るたびに、本山の足は後ろに下がる。 「だから、誰かに聞いて欲しかったんだ。自分が先輩に負けるのは、負けたのはしょうがない事なんだと言って欲しくて! そんなしみったれた強さで、誰に勝てるっていうんだ?」 「貴様………」 本山は剣を掲げた。すると地面が盛り上がり、巨大な龍へと変化する。 「お前は許さん!」 「それは俺の台詞だ!」 俺の周りを炎が包む。 本山は龍に乗って空高く昇り、こちらに向けて急降下してきた。 俺もタイミングを合わせて飛ぶ。 「しみったれた強さかどうか、てめえの体で思い知れ!」 「あんたが求めた強さが、現実逃避の末の物だと、思い知れ!!」 そして、俺達の技が炸裂した。 「土龍烈波!」 「轟炎舞!」 巻き起こる大爆発。 しかし俺は充分な手応えを感じていた。 爆発の中で弾き飛ばされていく本山の姿を、俺の目は映していた。 18 この小説で取り上げたテーマやアイデアに、もう一度別の形で挑戦してみたいですか? この話は長編に組み込まれているテーマと変わらないので普通に挑戦してます。 19 何か、これだけはしておきたい言い訳というのはありますか?(笑) 里帰りすると書く気が失せます………。 20 最後に一言どうぞ! 日記連載は辛かった。でも楽しかった! 今後もやっていきたいです! |