『祝福』



 君は前へと歩き出した



 後ろはもう振り向かず歩き出した



 僕はその場に佇みながら 心に誇りを持って見送っていた



 寂しくないわけじゃない



 悔しくないわけじゃない



 新たな道を行く君を 羨ましくないわけじゃない でも



 祝福を送ろう



 僕だけが出来る ありったけの思いを込めて 君に



 祝福を送ろう



 君の人生に闇が訪れない様に



 希望の光に包まれるように