『星満ちる夜に歌おう』





 君は今 この空を 見上げているかな?



 空を覆う 星々を 見上げているかな?



 共にいた時が過ぎて 離れ離れになった時から



 僕はいつも空を見上げていた 君を想って見上げていた



 心はこんなに近いのに 体はこんなに離れてる



 繋がる証が欲しいから 僕等はあの時誓ったんだ



「夜空を見上げて祈るなら、僕等はいつでも繋がっている」



 その言葉の正しさを 心に伝えるように 今 僕の声は音を奏でる







 僕は歌おう 星満ちる夜に歌おう



 君のために 君に届くように



 僕の心を込めるから この歌を君に送るから



 僕の目指す夢 君の目指す夢



 いつしか繋がる夢のために……







 君は今 深い眠りにあるだろうか



 僕は今 暗闇の中佇んでいる



 夜に眼が覚め眠れぬ時 外に出て空を見上げている



 空はこんなに穏やかなのに 心はこんなに苦しい



 繋がる証が欲しいから 僕はいつも願ったんだ



「君の描く夢の中にも、星が満ちているといいな」



 その願いの愛しさを 心に伝えるように 今 僕の声は音を奏でる







 僕は願おう 星満ちる夜に願おう



 君のために 君に届くように



 僕の想いを込めるから この願いを君に送るから



 僕の祈る願い 君の祈る願い



 重なる一つのこの想いのために







 今は確かに寂しいけれど この夜を越えたらまた逢えるよ



 僕等の心の中に 大事な物がある限り 恐れるものなんて何も無い







 僕は歌おう 星満ちる夜に歌おう



 君のために 君に届くように



 僕の心を込めるから この歌を君に送るから



 僕の目指す夢 君の目指す夢



 いつしか繋がる夢のために







 今 満たされる星の下で僕は歌うよ



「I love you」