「テニスの王子様」

=======================================================

レビュー第三弾は今、ジャンプ紙上で話題(?)のテニスの王子様であります。
第三弾にしてまだ連載中の作品なのです。

ストーリーはいたってシンプル。
主人公の越前リョーマが「青春学園中等部」(笑)の仲間達と共にテニス部で全国を目指すというもんです。
個性的なライバル達をなぎ倒し、どんどんと勝ち上がっていく。
とかいう物語。

なんかこう………他のページでも書いているのですが、感触がキャプテン翼です(笑)

まずは主人公の越前リョーマ。
僅か13歳にしてアメリカのジュニア大会四連続優勝の天才児。
元・最強の日本人テニスプレーヤー越前南次郎を父に持つのです。
その年でプロが使うようなツイストサーブ等高等テクを披露し、年上の実力者を次々と打ち破るのです。
強すぎです。作者はどこまで強くするのでしょうか?
最もトンデモ技は「ドライブB」
この技はなんと飛んでくるテニスの球の下にスライディングで滑り込み、飛び上がって打ち返すのです。
彼がどれだけ相手の返球を読んでも、移動スピードが速くても、それは明らかに不可能なのです。
テニスをやった事ない人が分かるのだから、やった事ある人は一目瞭然です。

さて、第二のトンデモキャラは三年の先輩「乾貞治」さんです。
僕の仲間内では人気の高いキャラで、「データテニス」を使うのです。
データテニスとはその名の通り相手のデータを収集し、対策を練ってゲームをするのです。
この人はプレイ中にも「左の確率何%」「ボール三つ分届かない」
とか呟いているんです。
「なんじゃそりゃ!!」
思わず大文字を使ってしまうほど不思議な人です。
何せ、相手のプレイをメモに書きとめ、頭の中で何度も対戦を繰り返すのですからたいした想像力です。
どれだけ注意して見ればそれが可能なのでしょうか?
もう一つのトンデモはその「目」なのです。
対戦相手の手首が3.2ミリ下がったのが分かるのですよ!
お互いがライン上付近にいるはずなのに!
テニスのコートってそんなにチイサイノデスカ?
更に、みんなの2倍の練習をしている奴の2.25倍の練習量をしているのです。
一日にどれだけ練習してるねん。学校に勉強しに来てるんじゃないのか?

他にもラケットを持つと性格が凶暴になるパワーファイター。
遠近法で見ても一メートル以上は軽く飛んでいるダンクスマッシャー。
いつも人を殺しそうな眼つきで「フシュー」とか言ってるマムシ男。
日本語がおかしいトリッキープレイヤー。
堅実で影が薄いが唯一現実にいそうな副部長。
何処に来るか分からないスマッシュを「龍巻閃」(笑)で相手ライン際に弾き返したりするトンデモなNo.2
そして、球の回転を自在に操り相手の返球を自分の所に返すという正に人間業じゃない部長。

とまあこの面子で全国に行くのが楽じゃない中学テニス界って………凄いですね。

ちなみにライバル達は意外とまともな人が多いです。
堅実で強い。でも主人公チームには負けるのです。
ライバルのトンデモキャラを上げると………

「波動球」とか言う、打っただけでラケットに穴が開くショットを放つ奴
「リズムに乗るぜ!」とか言って常人の二倍くらいのスピードで動く奴
どうやって移動しているか分からない移動画面で動く奴。
そいつは打つ瞬間にその「しなやかな筋肉」のために打つ方向を変えることが出来るのです。

とまあ上げてみてライバル達はまともだったなぁと再確認。
だから負けるんだよ(笑)
では今回はこのへんで。今後、どう終わらせるか楽しみ。

=======================================================