■ 長編小説を完成させた人へ15の質問 ■
「形のない街を目指して」編
1.お名前、サイト名、完成した小説名をおしえてください。
紅月赤哉。B・S・DHouse
「形のない街を目指して」です。
2.この話を最初に思いついたのはいつ頃ですか。また、書き終えたのはいつですか。
思いついたのは2002年の秋頃だったはずです。
書き終えたのは2005年11月。サイトに掲載を終えたのは2006年4月16日です
3.実際の執筆期間はどのくらいですか。
二年半、くらいですかね。間に一年ほど休止期間があります。
4.話の長さはどのくらいですか(原稿用紙換算枚数、プレーンテキストKB等)
1557枚。半端でした(汗)
5.登場人物は何人ですか。
うーん……五十人くらいいるような。
6.この作品はあなたにとっていくつ目の完成作になりますか。また、いくつ目の長編完成作ですか。
完成作としたら198作目かな。長編ならば9個目です。
7.この話を書こうと思ったきっかけは何ですか。
師弟対決の場面が脳内に流れまして、そこから戦記物となりました。
8.書いているとき、気をつけていたことはありますか。
長くなりそうだったので出来るだけとんとん、と進みつつ必要なことを入れられればなと思って書きました。
9.話を書いている最中、楽しかったこと・嬉しかったことは何ですか。逆に、つらかったこと・大変だったことは何ですか。
楽しかったこと嬉しかったことは話が紡がれていくところ、ですね。
どんどんストーリーが積み上げられていくのは長編を書く最大の喜びです。
辛かったことは無いです。
大変だったことは連載休止の間とか、プロットをあまり立てなかったために前に戻っていろいろ「どうだったっけ」と確認しまわったところですね。
10.書いている時、途中で投げ出したくなったりしましたか。
一年間まったく書いてなくても書く気はあったのでいけるなーと思いました。
11.この話で一番書きたかったことは何ですか。
誰かが何とかしてくれるっていうのは実は危険だ、とかいろいろありますけど……やっぱり「人間の強さ」でしょうかね。
12.書き終わった時の気持ちをおしえてください。
心の中に灯っていた炎がふっ、と消えたような感じがしました。最後に一気に燃え上がって。
お疲れさまでした。
13.これからも長編小説を書きますか。
はい。書いていきますよー。今(2006年5月現在)も恐らく1000枚越えそうな話を書いてます。
14.長編小説に挑戦する人へアドバイスをください。
プロットは立てた方が整理できて良いんだけれど、この話が書けたのはアウトラインだけ決めて後で煮詰めるという方法を取ったこともあると思う。
なので、登場人物やどこで何をしたかとかはちゃんと記録しておいて、あとは柔軟に書くことだと思います。
特にオンライン上で載せることをメインにして書く人は、書く期間も長期になるだろうし、その時その時で思うこととか入ってくる情報が違うでしょうから。
あと、何よりも根気ですね。
長編は、最後の一話を書かなければどんなに盛り上がっても意味が無いと僕は思っています。
プロだから駄目。アマだから許されるという部分があるとしても、アマチュアだから未完で良いや、と逃げてはいけない部分だと思います。
なので、長編小説を書く際に文章や構成にこだわって書けなくなるのなら、書ききることにこだわって欲しいです。
完成させることで見えるものがたくさんあるのが、長編ですから。
15.この作品への思いの丈を語ってください。
三年もの間、よく書く気無くならなかったなー!
エリアル、ディノス、アリア、テッサ、シーラ、ミラトその他全ての人々!
いままで、お疲れ様でした!
書ききれない僕の未熟さもあったけれど、ここまで出来たのはオンラインで出会った人々のおかげもあるし、お前達が動いてくれたからだと思う!
本当、ありがとう!