HNの由来



僕のHNはBURNと言うのですが、どうしてこんな名前がついたか?
自分の記憶が残ってる限りに書いてみたいと思います。
先に断っておきますが、しょうも無いです


時は1998年。
まだまだ青春まっさかり。
僕も彼女と上手くいってた時(笑)
高校二年を真近に控えた二月頃の事でした。
僕は先年の十一月頃に高校の合唱部に入ったのです。
三月になると三年生が卒業という事で、下級生は出し物をして送り出してやろうという企画がありました。
学校全体でやるものもありますが、今回は部内だけです。
僕が入った頃にはもう卒部していたので顔を良く知らなかったのですが礼儀なのでやるのです。
ソプラノ・アルト・テナー・ベースそれぞれのパートで出し物をだすのです。
僕らテナーは何を出し物にするかを考えていました。
その時、音楽室では部の重役が集まって結構大事なお話をしていたのです。
というわけでいまいち居場所が無い僕ら数名はある部屋にこもって考える事にしたのです。
その名も「武器庫
しかし札には「浴室」の文字。
まあ、そんな事は関係ないんだが。
そこには合唱部の人々が集めた無駄な―――ゲフゲフ! 様々な備品がありました。
スターウォーズのビームサーベル二本。
定期演奏会で使った様々な小道具。
カードやなんとか。
ロボピッチャまで。
そんな豊富な物資の中なら何か言いネタを思いつくと思ったのです。
そこにある物を弄びながら僕らは何をやるか考えていたのです。
そこには三人で入っていたのだが、僕以外の二人がトイレに出かけました。
僕は転がっていた『重甲ビーファイターのインプットマグナム』を手に持って適当に音を出して遊んでました。
(―――似たもの三択でもやるか?)
そのころやっていた某クイズ番組のネタを考えながら周りを見る。
すると奥まった所に少し大きめの銃がありました。
それは見た事も無い形式の銃でした。
自動でリボルバーが回り、スポンジ弾が飛び出るという画期的な銃だったのです。
僕はそこで頭に浮かびました。
そして計画を実行する事にしたのです。


二人が帰ってきました。
部屋のドアを開けた瞬間。
「ばーん!」
と僕は言いながら銃を二人に向けていました。
唖然と見る二人。
三人の間に広がる冷たい空気。 流石に僕もこの空気の流れが読めないほど鈍感ではなかったのです。
(か、からぶった!!)
もうそろそろごめんなさいと謝ろうと思った時に一人が言いました。
「○○バーンだ!」(○○は僕の名前)
なんかこう、凄まじくフィットしていました。 僕らは三人して笑いの渦に巻き込まれました。
どうやら三人の笑いのツボにはまってしまったらしいです。
僕はからぶった事をごまかせると思って安心しました。
そこに現れる一人の人。
「五月蝿い」
そう言えば会議中でした。
馬鹿笑いはまる聞こえです。
ボク達はその人の後ろに見える鋭い視線を受けながらその場を後にしたのでした。


結局出し物はビデオカメラを用いての似たもの三択になりました。
次の日から僕のあだ名は「バーン」になったのです。
少し時が流れて大学入学が決まった頃、友人のTEN氏がホームページを立ち上げました。
そこに書き込むのにすぐ分かるHNはないかと考えて「バーン」を使おうと思いました。
ただ「バーン」も面白くないし、なら英語でと考えて「BURN」となったのです。
今はテレビに出た影響か「きねっち」の方が完全にあだ名となってます。
というわけで「BURN」はHNとして定着したのでした。



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